【Mt.FUJI 100】100マイルレース完走⑥:第4セクション(第3エイドから第4エイドまで)
大会最初の夜明けを迎え、朝の富士山麓を抜けて第3エイドエイドステーションに到着しました。
できるだけ脚を使い過ぎないように進んできたものの、第3セクション終盤の長い下り坂で両大腿前面を大きく消耗してしまい、休むに休めないまま日中のセクションへ入ります。
初日の薄曇りとは打って変わって青空が広がり、気温も徐々に上がってきました。
「今日はハードな一日になりそうだ」
そんなことを考えながらF3を出発しました。
この第4セクションは、一度大きく足和田山へ登る以外は、富士吉田方面へ向かうロード区間が多いのが特徴です。
これまでのセクションで蓄積した疲労を考えると、体力を温存しながら時間を稼げるかどうかがポイントになる区間でした。
今回は、多くの選手が日中に通過する高速セクションである第4セクションを振り返ります。
第4セクション全体の概要
第3エイド(F3:精進湖)から第4エイド(F4:ハナマルキ ザ・ノース・フェイスエイド)


- 走行距離:22.9km(オフィシャル値)
- 所用時間:4時間49分
- 平均ペース:12:00分/km
- 上り坂の走行距離(平均ペース):5.69km(13:29分/km)
- 下り坂の走行距離(平均ペース):3.70km(10:22分/km)
- 獲得標高:606 m
- 獲得下降:656 m
第3エイドを出てから約2kmは林道が続きます。
その後は約5kmにわたり、富士パノラマライン沿いのロード区間を進みます。
この道路には日差しを遮る場所がほとんどなく、強い日差しを受けながら進みました。
少し走ろうともしましたが、緩やかな登りと全身の疲労により、ほとんどの時間は歩いていました。
その後、「鳴沢氷穴」付近を過ぎると徐々にトレイルへ入ります。

このセクション最高地点である足和田山を越えると、大きな難所はなく、F4まで下り基調となります。
足和田山を下り切った後は再びロード区間が続きます。
全体としてロード区間の割合が高く、体力を温存しながら時間を短縮しやすいセクションだと感じました。
セクション序盤の上り区間の記録
鳴沢氷結入口から足和田山まで

- 走行距離: 4.89km
- 所用時間:1時間5分
- 平均ペース:12:42分/km
鳴沢氷穴から始まるトレイルは、落ち葉が積もった比較的緩やかな登りです。
途中で紅葉台を通過し、このセクション最高地点となる足和田山へ向かいます。
パノラマラインから引き続き、この区間でもこれまでの時間貯金を使いながら、夜に待っている難所へ備えて体力温存を最優先にしました。
前後にはランナーが点在しており、抜きつ抜かれつしながら自分のペースを維持しました。
足和田山へ到着した頃にはちょうど正午でした

雲の合間から富士山が姿を現し、とても印象に残っています。
その後の下りは登りより急に感じましたが、これまで経験してきた下りと比べれば十分対応できるレベルでした。
セクション終盤のロード区間
足和田山を下りきってから第4エイドまで

- 走行距離: 6.5km
- 所用時間:1時間15分
- 平均ペース:11:26分/km
足和田山を下ると山梨県道714号へ入り、第4エイドまでロードが続きます。
富士急ハイランド方面へ向かう平坦な道路が続くため、脚に余裕があれば時間を短縮しやすい区間だと思います。
富士急ハイランドが見え始めたことで安心したのか、ロード区間に入ってからF4エイドまでが思っていた以上に長く感じられました。
第4エイドに到着!!
- 到着日時:4月25日 14:00
- スタートからの経過時間: 20時間44分
- 到着時総合順位:915位
沿道からの声援に励まされながら、無事に第4エイドへ到着しました。
よく晴れていましたが、この時点では暑さはそれほど感じませんでした。
第4エイドの提供食について
朝に雑炊を食べて以降あまり補給できていなかったため、ここではハナマルキのお味噌汁をいただきながら脚を休めました。
いくつかの種類から一つを選ぶことができ、私は海苔をえらびました。
次のF5(忍野)ではドロップバックにアクセスすることができます。
F5に到達した頃にはスタートから110kmと、概ね自身の最長記録に並びます。
「日没までには次のエイドに着きたいな」
自身と不安に満ち溢れながら、これまでより短い滞在時間でF4を後にしました。
✓ このセクションは足和田山の登坂を除き、多くがロード区間
✓ 足和田山への登りも比較的穏やかで、ここまでのセクションを抜けてきた選手にとってはそこまで難所という区間は無いと思われる
✓ 後半のロード区間は、思いのほか長く、体力温存やペースアップが見込まれる
来年以降のMt.FUJI 100miを挑戦される方々の参考になれば幸いです
(つづく)
※この記事は2025年12月2日から2026年4月26日までの筆者の情報収集と経験に基づき記載しています。


