ー完走するのに必要な装備は何が良いかー

Mt.FUJI100miの会場への移動手段を確保するのと並行して、必携品の確認と調達を進めました。

奥武蔵ロングトレイルレース(105km)を完走した時点で、レースに必要な装備はある程度揃っていました。

しかし、大会の必携品リストを改めて確認してみると、案の定不足している装備がいくつか見つかりました。

今回は、Mt.FUJI100miに向けて新たに購入した装備と、その選定理由をご紹介します。

※【重要】装備の選定に関するご注意
今回の記事で紹介している必携品や装備は、すべての参加者・すべての大会で十分な安全を保証するものではありません。
レースの必携品ルールや山の気象条件は、大会ごとに都度変更される可能性があります。

本ブログの情報を参考にされたことによるトラブルや事故等について、当方は一切の責任を負いかねます。

レースに参加される方は、必ず事前に大会公式サイトの最新情報を確認し、ご自身の競技レベルや当日の気象状況に合わせた適切な装備を、自己の責任において選定してください。

Mt.FUJI 100 2026における各カテゴリーの必携品について

まず、Mt.FUJI100miで求められている必携品は下記のとおりです(2026年2月24日現在)。

Mt.FUJI100ホームページ「競技規則・注意事項」
https://mtfuji100.com/racers/rules

今回新たに購入した装備

  • ヘッドライト
  • フリース
  • ビーニー(防寒帽)
  • 裏起毛タイツ
  • ダクトテープ(補修用)

100マイルへの挑戦となると、あれもこれも良いものが欲しくなってしまいます。

しかし現実には予算にも限りがあります。

「できる限り出費は抑えたい。けれど、安全や命に関わる部分だけは信頼できる装備を選びたい」

そんな葛藤を踏まえ、本当に必要だと思ったものだけを厳選して購入しました。

手持ち装備で足りなかったもの

ヘッドライト

私はこれまでBlack Diamondの「spot 400」をメインに使用していました。

しかし、FUJI100miではヘッドライト等は2個携行することが義務付けられています

夜間走行が長時間に及ぶため、万が一の故障やバッテリートラブルに備える追加のヘッドライト(もしくはハンドライト)が必要でした。

フリース・ビーニー

これまで参加していたレースは夏場や低山が中心だったため、保温用のフリースや耳まで覆える防寒帽は所有していませんでした。

春の富士山周辺は夜間に大きく冷え込む可能性があり、防寒対策を見直す必要がありました。

防寒用ボトムス

当日の急激な気温変化や夜間の低温環境に対応できる防寒用ボトムスが不足していました。

雨や低温下で長時間行動する可能性を考えると、保温性のあるタイツを準備しておいた方が安心だと考えました。

補修キット

愛用しているトレイルザックは購入から約2年が経過していました。

大きな破損はありませんでしたが、100マイルという長丁場では予想外のトラブルも起こり得ます。

現場で応急処置ができる装備も必要だと感じました

実際に購入した装備と選んだ理由

今回追加購入した装備品を以下に共有します。
※購入金額は当時私がオンラインで購入した時の金額です(メーカー販売価格ではありません)

ヘッドライト:HC60 UHE(NITECORE)

価格:11,900円

FUJI100miではヘッドライトを2個携行する必要があります。

今回のレースを機にメインライトを新調しました。

マイルストーンのMS-i1 “Endurance Model”も候補に挙げていましたが、前年度のMt.FUJI100で上位選手が使用していたことから性能面への不安はなく、せっかくならあまりレビューされていない製品も試してみたいという好奇心もあり、HC60 UHEを選びました。

株式会社GRATUP DESIGN様 ホームページ
2025年4月30日
Mt.FUJI 100の3カテゴリーでNITECOREライト使用選手が優勝! より

https://gratupdesign.com/blog/mt-fuji-100

spot 400とは違い、無段階の明るさ調整はできませんが、数段階に分けられた光の調整はより直感的で、ミスのない操作が可能で大満足です。

今後も長く使用する予定なので、実際の使用感については、機会があれば別記事でレビューしたいと思います。

フリース:エクスペディショングリッドフリースフーディ(THE NORTH FACE)

価格:15,840円

多くのメーカーから類似製品が販売されており、選定にはかなり悩みました。

あまり高価すぎず、とはいえ初めて使う装備でもあったため、信頼できる定番ともいえるメーカーから選ぶことにしました。

結果として防寒性能は十分で、シンプルなデザインも気に入り、大会後も普段着として頻繁に使用しています。

ちなみに私はハーフジップのものを購入しました(フルジップかハーフジップかを確認したほうがよさそうです)。

ビーニー:フリースニットビーニー(WRELS)

価格:990円

「耳まで覆える防寒帽」という必携条件を満たすために購入しました。

ここは完全に必携品対策が目的だったため、高価なブランド品にはこだわらず、Amazonで最も安価なものを選びました。

裏起毛タイツ:ヒートブースト ロングタイツ(おたふく手袋)

価格:1,581円

夜間・早朝の寒さ対策として購入した裏起毛タイツです。

高価なスポーツブランド製品も検討しましたが、おたふく手袋の防寒インナーは作業現場や屋外スポーツで広く使用されており、「必要十分な保温性」があれば良いと判断しました。

実際に着用すると伸縮性はやや控えめで、ウェットスーツの内側のような感覚がありました。

しかし、レース中は常に高強度で走り続けるわけではなく、防寒性能と価格を考えれば十分満足できる製品でした。

ダクトテープ:アウトドアテープ(ヤマト)

価格:366円

使用しているサロモンのADV SKIN 12は購入から2年以上が経過しています。

かなり使い込んでいるため、生地破れやファスナー破損などのトラブルも想定しておく必要があります。

レース中に出番がないことが理想ですが、持っているだけで安心感を得られる「お守り」として購入しました。

最終的にレースで使用した装備一覧

※数字は上記の大会必携品リストの番号と、下記の品名に対応しています。

水分補給関連

  • ③ RUNNING SOFT CUP 200(THE NORTH FACE)
  • ④ ソフトフラスク500ml(Salomon)

ライト類

  • ⑥ HC60 UHE(NITECORE)& Spot 400(Black Diamond)
  • ⑦ WEARABLE MINI(CATEYE)

※⑥の予備として単4電池3本および⑲のモバイルバッテリー、⑦の予備としてコイン電池を携行

緊急装備

  • ⑧ サバイバルブランケット
  • ⑨ ザック付属のホイッスル
  • ⑩ エマージェンシーテープ(ニューハレ)& キネシオロジーテープ(ニチバン)
  • ⑪ どこでも携帯トイレ 小便用(Qbit)

防寒装備

  • ⑫ バーサライトジャケット&バーサライトパンツ(モンベル)
  • ⑬ エクスペディショングリッドフリースフーディ(THE NORTH FACE)
  • ⑭ ヒートブースト ロングタイツ(おたふく手袋)
  • ⑮ メリノウールグローブ ライト(RxL)& ウインドストッパーイーチップグローブ(THE NORTH FACE)& フリースニットビーニー(WRELS)※

※写真にはビーニーではなく、Buffのネックウォーマーが映っています。サイズ的には同程度です。

補修・救急用品

  • ⑯ エマージェンシーキット

※安全ピン、ポイズンリムーバー、ハサミ、毛抜き、常備薬、ダクトテープなど

ザック・電子機器

  • ⑱ ADV SKIN 12(Salomon)
  • ⑲ 薄型モバイルバッテリー(10000mAh/エレコム)& 薄型モバイルバッテリー(TNTOR)

さらに補給食として、メダリスト、オレは摂取す、エネ餅、ANDOをそれぞれ3〜4個ずつ携帯しました。

水1Lと補給食を除いた合計重量は、ちょうど2kgでした。

大会のレギュレーションである最低重量を満たすにはちょうど良い装備かなと思っています。

なによりも、これらの装備は圧縮することでADV SKIN 12に十分収まり、荷物の揺れもほとんど気になりませんでした。

さらに、レースが近づくにつれてトレーニングも進んでいたため、実際には重量をそれほど負担に感じることはありませんでした。

レース当日に身に着けたその他の装備品

  • 当日はシューズ(アジリティー5:MERRELL)
  • キャップ(PRO:Airpeak)
  • サングラス(DEFENDER:RUDY PROJECT)
  • 指無しグローブ
  • ゼッケンバンドを着用しました。

シューズとキャップは他の製品と比較してやや重いですが、練習でもレースでも使用してきて何一つ不安がありません。

サングラスは多少傷がついた以外は体感的にも全くレンズが痛むこともなく、もう何年も同じものを使用しています(すでに廃盤のようですが、ブログにレビューを載せています)。

万が一に備えて

また、好天に恵まれた本大会ではドロップバックに忍ばせることになりましたが、雨風の荒天を想定して「テムレスグローブ」や「着替え用の目隠しポンチョ」も購入しており、様々な状況に対応できるように備えていました。

準備完了!!

結果的に、今回追加した装備は防寒面・安全面ともに十分機能し、大きな不安を抱えることなくスタートラインに立つことができました。

いくつかの反省点はあるものの、これらの装備は実戦で様々な状況に対応してくれました。

大会出場要件を満たしているランナーであれば、すでに多くの必携品は揃っていると思います。

軽量で、質の高い製品は沢山あります。

皆様の思い思いの装備品があると思います。

ですが、今回に関しては、支出を抑えた装備にできたのでは、と思っています。

これからFUJI100miに挑戦する方の装備選びの参考になれば幸いです

(つづく)

※この記事は2025年12月2日から2026年4月26日までの筆者の情報収集と経験に基づき記載しています。