雑記

社会人の朝活トレーニング

一人では辛くても、仲間となら頑張れる
一日で見れば少ないが、コツコツ積み重ねれば
いつかは結果に結びつく

そもそも、「アスリート」という言葉を、私のようなプロスポーツ選手ではない人に対して用いてよいのでしょうか?

私はズバリ、「イエス」と答えます。

その競技レベルや運動のレベルがどうであれ、目標をもって鍛錬している人は、どんな世界においてもみな「アスリート」と呼ぶべきだと思います。

恥ずかしかったり、その言葉を口にしずらい状況なら、口にしなくてよいだけだと思います。

心の中では自信をもって、「私はアスリートだ」と、自信を持ってください。

今回はその社会人アスリート、かつ痔瘻の手術で体力がガタ落ちした私がどう立ち直るかを、前向きにお伝えしていこうと思います。

すこしずつでもいいんですよ。

「一緒に頑張りましょう」

個人的には何でもよいので、早くレース結果の報告をしたいですね。

社会人アスリートの苦しいところ

プロスポーツ選手ではなくても、何かに挑戦する社会人アスリートだって、それなりに苦労することがあります。

みんな、何かしらの問題を抱えているものなのではないでしょうか。

トレーニングスケジュールが思ったようにできない

その競技がどのようなものであれ、スポーツ選手として生計をたてるのが難しい場合は、仕事をしながら体を鍛えることになりますよね。

そうなると、時間の捻出が本当にシビアになると思います。

時には休みの日に限って雨が降ったりするもので、私も週末の天気を見てがっくりすることが良くあります。

機材の予算が収入と直結することがある

私が取り組んでいる自転車レースは、機材スポーツと言われるほど、マテリアルの影響が競技能力に左右されると言われています。

その年その年で自転車の形状や仕組みにもトレンドがあって、つい最近の自転車でも、一年もすれば時代遅れのような扱いになることもあります。

ハイエンドモデルの自転車となれば、それこそ百万円を超えるようなものがゴロゴロありますし、そういった自転車をバンバン買い替えるアマチュアサイクリストもいらっしゃいます。

ご家庭や、収入に応じて、機材の能力差が出るところが、社会人アスリート悩ましいところです。

選手間においてこの差はやむを得ず出てくると思います。

何をしても、仕事への影響を考えなくてはならない

これはとても大事ですよね。

自転車レースで落車して骨折して、仕事休んだとなれば職場での理解は得られなくなりますよね。

いつも、安全マージンを取って取り組まなければならないところがまた、難しいところですね。

大勢で行う競技であればなおのこと、自分以外の要因で怪我をすることもありますから、運動強度と仕事への影響はいつもトレードオフの関係にあることを頭に入れましょう。

「時には一旦引くことも大切だと思います」

仮に競技から一旦身を引いたとして、悔しさは残ると思います。
ですが、体は健常なわけですし、勇気のある決断をした自分をしっかり褒めてあげてくださいね!

周りの人に「何を目指しているの?」と聞かれる

これは私です(笑)

自転車に興味のない人から見れば、私は朝から自転車にくるっている人、人手間かけて職場に来る人、と思われていると思います。

でも、個人的にはそれでよいのです。

自分の価値観として「こういう自分でありたい」を通しているだけなので

心配されるのも確かにどうかと思いますが、周りに迷惑をかけなければ、概ねそれでよいのではないでしょうか。

そんな私の、とある日の朝練

一人では難しいながらも、私は自転車チームというコミュニティーに所属することで、モチベーションを保っています。

5:00 起床

リーダーからの練習のお誘いにありがたみを感じ、参加表明はしたけれど、
手術後しばらく動いていない自分の頭は、「そのまま寝てなよ」というシグナルを飛ばす。

まったく天邪鬼だ。

ipnoneのスヌーズが容量悪くなり続ける。

1回目

2回目

3回目

4・・・でようやく起きる

あれこれ考える前に、窓を開け、パンをオーブンへ放り込み、とぼとぼインスタントコーヒーにお湯を投じる。

関東とはいえ私の住む場所は山に近くそこそこ涼しいです。

YouTubeを使って、朝の涼しげなBGMをバックグラウンドで流しながら、昨晩見れなかった「ジロ・デ・イタリア」のゴールシーンに近いところから再生して、気持ちを自転車に寄せる。

今年(2021年)の覇者はエガン・ベルナル選手か。

このように最近の自転車レースでは20歳を過ぎたばかりの若手が優勝しています。

ちなみにイタリアのレースなので、ゴールは夜中になりますから、なかなか見ることができません。

そうこうしながら、パンにジャムを多めに塗って食べる。
そのあとは市販の栄養補助食品(そのうち紹介します)を摂る。

コーヒーを飲んで、着替えて、集合場所へ向かいます。

運動の前には、必要な量の栄養を水分補給を、時間に余裕をもって行いましょう!

そして、

「練習の前は、リラックスしましょう」

繰り返しになりますが、時間の確保も含めて運動ですよ。

6:00 練習開始

この日の練習はインターバルトレーニング。
往復約50キロ弱のコースを先頭を変わりながら強度を上げる内容。

正直一人じゃしんどい。

集合場所から練習開始です。
所要時間は約1時間50分程度、仕事には十分間に合う時間です。

「自転車に取り付けているサイクルコンピューターが、心臓の状態は正常だとゴーサインを出す※」

※私が使用しているガーミン社製のサイクルコンピューターは、起動した後しばらくすると、その日の心臓の状態を「good」や「nomal」などの言葉で示してくれます。

ところで、自転車競技では先頭に出た時と、仲間の後ろにいる時では体にかかる負荷が全然違います。
今日は強度の上げ下げが続き、とてもハードな環境に置かれるでしょう。

パワーメータが吐き出すデータとにらめっこしながらペースを維持。

息が上がり、苦しさがこみ上げます。
ハートレートも180bpmを超えてきました。

最後はさらにペースを上げて、上がりきったところで折り返し。

7:00 折り返し地点で小休止

折り返し地点にて。
その先にも険しい峠が待っているが、朝練は時間の関係上ここまで。
小川のせせらぎが耳に心地よく響く。

小休止とはいえお互い社会人。

仕事のためゆっくりはしていられません。

短時間でよいのです、練習の辛さを言い合ったりするだけで、スッキリするものです。

汗で体が冷える前に、帰路に向かいます。

7:10 折り返し

緩やかとはいえ、若干の上り基調を進んだ足は疲労困憊。
無理のない速度を維持しながら復路を走る。

帰りは若干の下り基調。

時速40キロメートル越えの速度で下ります。
※通勤時間と重なることがありますので、道中はくれぐれも、交通状態に注意して走りましょう。

速度を感じながら無理のない負荷量で下ります。

集合場所の近くで、解散。

8:00 帰宅。仕事へ。

この朝の内は、疲れと達成感に浸っている時間はありません。

電車の中で、「今日も頑張った」と労をねぎらってあげてください(笑)

手短にシャワーを浴びて、仕事に向かいます。

めんどくさいという言葉は「めん、、、」くらいにしておきます。

「さ、仕事しごとー」

たまに「朝運動して疲れないんですか?」という質問をいただきます。

そりゃあもう!

「疲れますよ(笑)」

朝活でトレーニングをする時の目安

トレーニング内容を固定する

しばらくはルートを固定して、同じ時間に同じペースで、同じ距離を走ったり、サイクリング したりすることをお勧めします。

出発してから、帰宅するまでの時間感覚を身につけると良いでしょう。

ライフログなど、体のコンディションを知るための機材を使用する

昨今、ウェアラブル端末とインターネットとの同期を用いて、日々の体調や運動の記録を簡単に蓄積し、数字などのわかりやすい指標にして知らせてくれることが身近なものになりました。

私が注目しているHRVを用いて自身の調子を知ることができますので、ぜひお試しください。

今後も、みなさんにわかりやすく体のことを知ってもらいたいと思います。

大切なのは、慣れと気持ちの切り替え

練習後はとても疲れます。

でも、朝から頑張った、という自分にしか分からない達成感を感じることができます。

今日は仲間と走れたのですから、なおさらです。

まず、運動の敷居を下げたところから体を動かしましょう。

わたしもここまでできるようになるには随分と時間がかかりました。

運動の気持ちが消えたこともありました。

でも大丈夫です。

「運動はいろいろな感情になりながら、少しずつ慣れていくものですよ」

あくまで私の例ですが、運動が苦手な人は早く起きて体を動かすこと自体大変なことだと思います。

一週間に一回でもよいと思います。

運動した自分を褒めてあげましょう!

今日も良い日にしていきましょうね!

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