雑記

ストレスと向き合うために必要な価値観と目標について

「なんでこの人はいつも私に辛く当たるの?」
「この人は私の評価を下げたいの?」
ストレスばかりの職場にいながら、漠然たる将来の中に自分を見出せないアナタへ

プロフィールにも載せていますが、コトニは「医療」「教育」「研究」という三本柱でこれまで走ってきました。

たくさんの人に支えられました。
患者さんからはありがとうと言われました。

コトニならきっと何かやってくれる。
大咲さんからエネルギーをもらえる。
そう言って慕ってくれる人も少なくありません。

同時に、たくさんの人間関係にも遭遇しました。
たくさん悩みましたし、嫌われることもありました。

なんだか居場所が無くなった気がして、
人によそよそしくした時もありました。

今はストレスフルな職場にいても、自分をコントロールすることができるようになっています。

誰しも、仕事を辞めたい時に、自由に辞められる状況ではないと思います。

辛くても、今の仕事に従事し続けなければならない方もいらっしゃるでしょう。

今回は、そんな皆さんに、ストレスへの向き合い方について、私なりに提案したいと思います。

精神疾患など、医学的な治療を要する方もいらっしゃいますので、明らかにストレスが原因で調子の悪さを自覚されておりましたら、医療機関の受診を推奨します。

自分の価値観と目標を再認識する

理学療法士としての経験

過度なストレスにさらされると、先々の見通しが得られず、将来の目標を見失うことがあると思います。

そういった時にこそ、自分を支えてくれている価値観を再認識するよう努めることをお勧めします。

例えば、コトニは理学療法士として、脊髄損傷の患者を担当することがいくつもありました。

彼らからしてみれば、スポーツをしたい、仕事で活躍したい、、、

そういった人生の目標が怪我によって突然消失したのです。

中には活気がなくなり、自分の存在意義を否定する方もいました。

彼らが這い上がるためにするべきことがまさに、自分の中にある人生の価値観を再確認し、目標を再構築することなのです。

コトニ

過度のストレスは、自分の生きる目標を取り上げ、価値観を眩まそうとします。

ところが、最初の彼らに与えられる行動の選択肢はたった1つしかありません。

それは「リハビリをする」ことです。

頭が真っ白でも、リハビリテーションをして、動けるようになって、自宅に帰るのです。

自分の存在が社会的意味合いを持つまで、やるしかないのです。

自分で言うのもなんですが、私はそんな彼らを献身的に支えてきたつもりです。

リハビリテーションを続けると、力が付き、一人でこなせる生活の幅が広がり、行動の選択肢が増えます。

行動の選択肢が増えると、日常生活の中で表現できる自分らしさが増えてきます。

こうしていくうちに、自分の価値観を再認識し、存在意義について少しずつ考えてくれるようになります。

そして、新たな目標を掲げて社会に挑戦していくのです。

コトニ

「目標」は自分に未来への希望を与え
「価値観」はストレスに敗れそうになった時に自分を支えてくれるでしょう。

行動から変わってくる気持ちの変化もあります。

選択できる行動の数が少なくても、それがある以上はまずトライしてみましょう!

目標や価値観が崩れた時は、精神的にも辛い日が続きます。

行動する選択肢も、そう多くはないかもしれません。

そんな状況に陥っても、生きるために必要な価値観を見出せた彼らの気持ちは、確実に未来に向かっていきます。

コトニ

目標や価値観が崩れた時、自分に残された行動の選択肢は少ないことが多いのです。

そういう時こそ、自分らしさのかけらを見つけて、それに集中して行動しましょう。

自分の価値観を再確認するには

ストレスによって崩れた価値観を、いったいどうやって再認識すればよいのでしょうか。

そのヒントは、日常の習慣の中に隠れていることがあります。

先ほどのリハビリのように、辛くても、何とか行動し続けることが求められます。

例えば、私が仕事で辛い心境にある時、

私にできたことは、朝早く起きて、朝に山を歩きつづけることでした。

なかなか起きられず、最初はごく短時間だったと思います。

そのうち、休日の朝に限り自転車を再開しました。

新しい自転車のチームにも巡り合えて、外に引っ張り出してくれる大切な仲間も増えました。

自分で稼ぐために、また、自分らしく生きている自分をアピールするためにブログを立ち上げ、twitterも始めました。

おかげさまで、なんとなく始めた「風景のおすそ分け」も、今では定着してきました(twitter、見てください 笑)。

辛いことが続いていても、なんとか普段通りの生活を続けるように心がけましょう。

見失ってしまった自分の価値観は、そうした普段の習慣や生活の中に隠れていることがあります。

悩んだ時間は決して短くはありませんでしたが、辛くてもなんとかやれているという経験が、

自分は「考えるより行動する人」

「頭を使うより足を使う人」

ということを再認識させてくれました。

もともと、しんどさと付き合いながら、最後まで下を向かない自分が、最も自分らしいことを改めて認識できました。

今では、万が一将来の目標が閉ざされても、自分の価値観さえ壊れなければ、なんとかなるだろう。

それよりも、人に良く思われたり、人の評価を気にしながら生きる方がよっぽど自分らしくなく、本来の自分の力を発揮できないな、と思えるようになったのです。

コトニ

泥臭く物事をこなせるエネルギーのある自分さえ失わなければ、この先どのような困難が待っていても、きっと自分らしく生きていけると感じたのです。

自分は職場において不必要な存在なのか

職場で辛いことが続くと、このように感じる人がいるかもしれません。

答えは「NO」です。

自分の仕事が大部分の人の評価に価(あたい)しなくても、自分の行いを評価している人は必ずいます。

周囲の評価に囚われないようにしましょう。

目の前にある役目を、粛々とこなしましょう。

コトニは、自分のことを評価している人ほど、安易に自分を褒めたりしないものだと思っています。

自分を評価してくれている方は、自分にあった仕事を淡々と振ってくれるはずです。

そう言ったささやかなアピールに気付き、自信を持ちましょう。

自分を認めてくれている人が一人でもいる、ということはとてもすごいことなんですよ。

コトニ

たくさんの人に評価されるのもいいですが、コトニは一人にちゃんと評価されていることに自信を持つことこそ大切だと思っています。

職場でのつらい経験は全てマイナスなのか

これについても、

私は「NO」と答えます。

辛い経験とそれに対する対応の積み重ねが、自分を着実に強くすると考えているからです。

社会に混じることで得られることも沢山あります。

人に理解される難しさや、人に伝える難しさを沢山感じました。

厳しいスケジュールの中で、何とかそれなりの形を作り、苦しいながら発表したこともあります。

そういった経験が無ければ、日常を有意義に過ごせることのありがたみに気付けなかったかもしれません。

もちろん、これまでお世話になった先輩や同期、後輩への感謝の気持ちも忘れません。

コトニ

自分と考えの異なる人々と一つのことを成し遂げる難しさは、社会人にならないと得られない経験の一つだと思います。

会社で得られた経験を、自分のビジネスに生かすことができるのは強みになると考えます。

ライフワークで自分らしさを表現する

私がスポーツを続けているのは、そうした活動をしている自分が一番自分らしいからです。

自分より年上の方も、年下の方も交じって、ゴールに向かって走ることでエネルギーを得るのです。

自転車ロードレースに挑戦しているの理由の一つです。

すこし背伸びをして、挑戦している自分の姿を見て、元気になってもらいたいというのも、自分を動かしている大きな原動力です。

コトニ

ライフワークに対するの価値観は人それぞれです。

社会とは異なる世界に身を置いて、自分らしさを生かせる場を設けられるといいですね。

職場や仕事が辛いと、やめたくなる気持ちが顔を覗かせると思います。

あるいは、独立してお金を稼ぎたい、という気持ちが湧く人もいると思います。

その前に、

ここでできることをやれたか。

自分の価値観とは何なのか。

よろしければ一度、考える機会を設けてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、ストレスと向き合うヒントが見えるかもしれません。

自分の価値観を再認識する。
コトニでした!!

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