雑記

ストレスで運動どころじゃない、、、仕事などで悩んだ時、私を救ってくれた魔法の言葉

「朝活をはじめとした、時間活用に対するモチベーションは、心の状態に大きく影響される」

日々の仕事から来るストレスはトレーニング継続においてはとても大きな障壁になると思います。

専門職一筋に努力し、大学院を卒業し、ちょっとしたきっかけが功を奏して憧れの職業への転職。

給料もアップし、34歳になってついに努力が身を結んだと思ったら、そこにはそれなりの苦労が待っていました。

自身のプライドを持ち、職場の人たちから好かれたい一心で頑張ってきました。
一方で、努力の量に反する評価を受けた時には、仕事を続けるのが辛くなりました。
今の仕事に残れるように周囲にはよそよそしくなり、時間と共に精神的にも辛くなりました。

そんなことをしているうちに、いつしか精神状態の維持に精一杯で、運動どころではなくなってしまっていました。

負のスパイラルに陥ってしまったのです。

そんな自分を救ってくれたのは、私の地元、北海道の田舎に住む人生の先輩が言ってくれた一言でした。

この記事では、仕事で辛い思いをした私の経験から、どのようにつらい気持ちから立ち直ったかをお伝えします。

ストレスに悩む方々のお力に慣れればと思いますが、お時間のある時にでも、お読みください。

念願の仕事へ転職、やる気もあった、しかし…

今の職場に残り、昇進したいという気持ちが強かった。

今の職場でできることを、自分なりに最大限努力しました。

職場の信頼を得るために、得意分野を生かせるように一生懸命、働きました。

その一方で、、、

任期付きの職場で、次年度延長できるかどうかは、上司の持つ仕事の出来や周囲の社員の印象による状況でした。

なので、一生懸命やったつもりでも、周りに理解されなければ契約が延長されないということで、不安な気持ちになることも比較的多かったと思います。

そんな状況ですから、上司や同僚に出来ない奴と思われたり、嫌われたりすることをとても怖いと感じていました。

そんなことをしているうちに

次第に元気がなくなり、職場の上司が言うことにいちいち不安になり、やる気も元気も無くなってしまいました。

例えば、相手が冗談のつもりで私に話したとしても、それを冗談と捉えられなくなっている。

そんな状態に近いと思います。

「大切なものを手放す勇気を持ちなさい」

年末の帰省にて

仕事から逃げるように迎えた年末、私は父親の実家に帰省することになった際に、たまたま父親の古い知り合いの家に伺うことになりました。

父は兄のように慕っている様子でしたが、私は初めて会う人でした。

初老の男性

父親より一回り年上の70歳近い初老の男性は、癌を患い当初宣告されたものの、その余命からもう数年も経過しているとのことでした。

今は夫婦で菓子屋さんを営みながら、フライフィッシングをしたり、音楽活動をしたりして、穏やかに楽しく生活をしているようです。

私を救った言葉との出会い

どことなく不思議な雰囲気のある男性は、フランクに自身の経験や今の生活を話しつつ、私のことについて2、3聞きました。

ほんとうに、他愛のない話であったと記憶しています。

私は仕事について語りませんでしたが、悩んでいる様子を悟ったのか少し間を置いて、静かに、自分の目を真っ直ぐ見てこう言いました。

「大切なものを手放す勇気を、持ちなさい」

特にこれまでとの会話の脈絡もないのです。

突然、私にそう言いました。

だから、強烈に覚えているのだと思います。

私の心に変化が起こる

帰りの飛行機の中で

私の頭の中では、先日言われた言葉が頭から離れませんでした。

男性は癌になったのに、とても楽しそうでした。

余命を宣告された当時は最期までにあれをしなきゃ、これもしなきゃ、あれはまだやってない、これも、、、と思考を巡らせに違いありません。

もしかしたら、出来ないことが多くて悩んだこともあったかもしれません。

彼が一体どのような苦難を経てこのような思考に至ったかは分かりませんが、、、

今まで考えてきた大切なものを手放す気持ちになり、今に集中したことで、先々にある不安から自分が解放されたのではないかと考えました。

大切なのは、「今」に集中し「その周り」について考えるということ

ともすれば、大切なことを手放す勇気を持つことができれば、その勇気が大切なものを手放すに至るまでの気持ちの整理と、手放した後に自分が何をするべきかを考える時に自分を支えてくれるかもしれません。

大切なこものを手放す勇気を持つことで、今を大切にできるだけではなく、その周りに存在する自分がすべきことを見出せる可能性が見えてくるということです。

この先何があるかなんて、誰にもわからない

そして、少しくらい今に集中することでこの先失敗しても、人からの評価は気にせずに一生懸命生きても、決して悪いことは起きないよ、大丈夫だよ、と教えてくれたような気がしました。

その後、自分の感情や行動がどのように変化したのか

自分にとって大切だと思っていた価値観について思い返すようになった

これまで、一生懸命頑張ってきて、ようやく手に入れた今の仕事だったため、今の地位を少しでも維持したり、さらに昇進したいと思っていました。

つまり、今の自分にとって大切なものというのは、社会的地位や仕事の世界で偉くなることでした。

これを手放すなんて、簡単なことではありませんし、とても勇気がいることです。

「、、、勇気、確かに必要なわけだ」

今やらなければならいことや、手放した後、自分に必要な心構えについて考えるようになった。

ここまで一生懸命頑張ってこれれました。

決して平坦な道ではありませんでした。

だから、今後も仮に上司や同僚に評価されず、今の仕事を辞すことになったって、この後からいくらでもやり直せるはずです。

改めて自分のやってきたことに自信を持つ

一生懸命になっているときは、自分にとってそれが普通だから、周りからどう見られているかなんて考えていませんでした。

周りから見れば、十分すごい量の努力をしている方でした。

自信を持っていいし、自分の考えに基づいて行動したっていいはずだと考えました。

今の自分について

気温-10℃。 早朝に見た「ハルニレ」の遠くから上がる朝日が、私の未来を明るく照らしてくれたような気がした。

自分の心と対話する

自身の心の中にある深い部分に存在する辛さは、簡単には消えてなくならないということに向き合うことができるようになりました。

自分が持つ心の弱さは、同時に自分にとって大切な部分でもあると思います。

自分にとって大切なものが脅かされそうになった時、私は自然に恐怖や不安にかられるのだ、ということを理解できるようになりました。

今の仕事がうまくいかなくなってしまっても

もしうまくいかなくても、任期が切れて退職することになっても、また努力して先に進めるようになると考えられるようになりました。

今の仕事も肩の力を抜いて、できることをできる限りやれるようにするという気持ちになれました

うまくいかない日も結構ある

朝活をはじめとして、私はいま、健康に気を遣うように、限られた時間でも運動するようにしています。

最初は気が乗らなくても、動いていると少しずつ調子が出てくることもあるものです。

そうやって、ネガティブとポジティブの両方とうまく付き合うようにしています。

まとめ

  • 一生懸命にやってきたことだからこそ、それを守りたいと思う気持ちになることはおかしなことではない。
  • しかし、自分を守る一方で、外部からどうしようもないような圧力がかかるのも事実。
  • 大切なものを手放す勇気を持つというのは、そうすることで今に集中し、過去と未来の自分について考え、心の価値観が崩れなければ十分に生きていけるという強い気持ちを持つということだと考えた。

考えもしないところから、自分を救ってくれる糸口が見つかるかもしれません。
人の言葉に耳を傾け、次に自分ならどのように動くかを考えてみましょう。
辛い時に未来のことを考えるのは、とても大きなエネルギーが必要です。

時には、医療の力を借りる必要があるでしょう。
でも、それは決しておかしなことではありません。

不安や恐怖といった感情は、人にとってとても大切なものですから。

皆さんも、それぞれ心に残る魔法の言葉があるかもしれませんね。
言葉の捉え方は人それぞれだですが、みなさんが前向きに生きていければ、それが一番です!

一緒にストレス社会に立ち向かいましょう!

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