「ライフロガーを使うのもある程度、知識が必要です」
ですが、手軽に数値を生活に活用していただくことができます
それが最大の強みでしょう
これまで、いくつかの記事で1日の消費エネルギーの計算の仕方や、HRVによるトレーニング前後のストレス管理の仕方について私なりに紹介してきました。
今回は、私が使用してきたり、私の身の回りの運動をしている方々が使用しているライフロガーやスマートウォッチについて紹介します。
心臓の状態や自律神経に関わる指標を用いたストレスチェックや消費エネルギーを比較的簡単に記録できるようになった現代において、ぜひ活用していただきたい機材の1つだと思います。
ライフロガーとは?
本ブログで示しているライフロガーとは
本ブログで用いている「ライフロガー」とは、「心拍センサーを搭載し、心拍数やHRVを計測することが可能な機器全般」を示しています。
つまり、ライフロガーを手首に装着するだけで心拍数が計測され、それらがアプリケーションにインプットされます。
そうすることで、自動的にHRVを算出してくれるわけなんです。
そういう意味では、ガーミン社製のスマートウォッチ をはじめ、「Apple Watch」などもライフロガーの1つとして考えていただいて良いと思います。
ライフロガーを用いるメリット
ライフロガーを使用するメリットは、毎日の体に起きている状況(活動の強度やストレスの強度)を記録し、わかりやすく伝えてくれることにあると考えています。
加速度センサーなどが内蔵されており、人の動きの変化(例えば、歩く、階段を登る、走るなど)を検知し、自動的に活動量を算出してくれます。
さらに、心拍数のデータを計測してくれることで、その日のストレスなど、体にかかる負荷を知らせてくれるものが多いです。
さらに、スマートフォンと「Bluetooth(ブルートゥース)」などの機能で繋げることで、自動的にスマートフォン上のアプリケーションに記録することができます。
スマートウォッチのメーカーごとに、独自のアプリケーションが用意されていることが多いでしょう。
大切なのは、皆さんそれぞれが欲しいと思うデータをいつでも簡単に見られるような手軽さが欲しいところです。
ガーミン社製の特徴
私は主にガーミン社製のライフロガーを使用しています。
使用するきっかけになったのは、「サイクルコンピューター」を使用しはじめたためです。
もし、ガーミン社製ではないサイクルコンピューターを使用しなたら、他のブランドを紹介していたかもしれませんね。
ただし、どれでも良い、というわけではないんです。
私がガーミン を使い続けているのは以下の理由です。
アプリケーションソフトの情報量が多いこと
ガーミン社製のスマートウォッチに対応したアプリケーションソフト「Garmin Express」はスポーツに特化した機能が比較的多く組み込まれています。
たとえば、心拍数や心拍の変動(HRV)、運動の強度、最大酸素摂取量などです。
最大酸素摂取量?
と思った方は、こちらにざっくりと紹介していますので、お読みくださいますと幸いです。
様々な機材との同期が可能であること
ランニング、サイクリング 、水泳などなど。
皆さんも各々に好きな運動をされていると思います。
私は主にサイクリングとランニングを行なっています。
その場合、「サイクルコンピューター」「心拍センサー」「スピードセンサー」「パワーメーター」「ライフロガー」「スマートフォン」、、、etc
さまざまな機材を同期させなければなりません。
幸いにも、ガーミン社ではほぼ全ての機材がラインナップされています。
これも魅力の1つだと思っています。
私はスマートフォン以外は全てガーミン社製にそろえることで、同期した際のトラブルなどを最小限に、かつ簡単に記録できるように工夫しています。
あくまで目的は、自身の体調やスポーツパフォーマンスなどを知ることが目的です。
あまり細かいことは考えないようにしています。
例えば、Apple社の製品で全てを揃えている方は、それで良いと思います。
デザインなどの好みもありますので、機器同士の通信規格さえ合致すれば、大体の機能は使用できるのではないかと思います。
不安な方は、購入する前に家電量販店などで専門の方に確認されると良いでしょう。
ある程度丈夫であり、サポートも比較的良好なこと
個人的には一番重要ではないかとも考えています。
私はこれまでガーミン社製の機材を使用して、機材トラブルに遭遇したことはほとんどありません。
雨の日も使いますし、使っているうちに地面に落っことしたり、水の中に落ちてしまったりもしました。
PCとの同期については多少の不具合が出ることもありますが、、、
せっかく購入した機材です、それもある意味当然のことと思い、あまり気にせずガンガン使っています。
ちなみに、知り合いが機材の不具合をガーミン社に伝えたところ、国内代理店を通じたアフターケアのレスポンスも早く、そこまでストレスにはならなかったと聞いています。
※製品に対する印象は人によりそれぞれです。これはあくまでコトニの印象です。
お勧めのガーミン社製ライフロガーを紹介
ここからは、ことにが使用している機材や、他の方が使用して、その印象などを聞いた中で良好なガーミン社製スマートウォッチを紹介します。
それぞれのシチュエーションに合わせて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
vívosmart® 4
おなじみ、コトニ愛用のライフロガーです。
下に続くスマートウォッチの購入を考えていたのですが、細かい機能が使用しているサイクルコンピューターと被るものが多く、ストレスチェックや最低限度の機能さえついていれば問題ないと思っていたので、こちらにしました。
実際に、ランニングもハードなサイクリングもしますが、こちらで十分な性能を持っていると思います。
ボディーも軽いので、運動に差し支えありません。
強度面(バンドやディスプレイ周辺)の問題を指摘しているレビューもあります。
ただ、装着の時にあまりきつく閉めないようにしたり、強く地面に叩きつけたりしないようにすれば、概ね問題ない強度ではないかと思います。
さらに、コトニはアナログ時計を使用したい派の人で、時計とスマートウォッチ を両手につけなければならず、なるべくシンプルなデザインの方が目立たないな、と考えたのも理由の1つです。
意外と同じような悩みを持っている方はいらっしゃるんではないでしょうか。
実際使いはじめて、これまで誰にも指摘されたことはありません(笑)
カラーも複数ありますので、さらに詳しく知りたい方はガーミン社のホームページをご覧ください。
ガーミン ホームページより
ライフロガーの活用方法について
これまで紹介した機材は皆「Body Battery」というガーミン社独自のストレス評価指標に対応しています。
これは、HRVの情報や、呼吸、活動量などの情報を統合して、その人の残りの体力を数値化しているものです。
とても面白い機能だと思っていて、高強度のレースをされるプロの方にもお勧めできるのではないか、と思っています。
過去の記事にその一部を紹介していますので、よろしければご覧ください。
実は私も、将来的にはHRVを使用したエリートランナーやサイクリストに対するトレーニングプログラムを個別に設定するための方法を策定する研究をしたいと思っています。
使用上の注意点
ここまでスポーツにガンガン使えるコンセプトという形で、ガーミン社製のライフロガーを紹介しました。
さぞかし、強度的には強いものなのだろうと思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかしながら、これらはセンサーやGPSなど、高性能なシステムが内蔵された精密機器になります。
強い衝撃を与えることや、誤った使い方(対応していないスポーツなど)をすると、簡単に壊れてしまうことがあると思います。
「思いやりつつ、大胆に」
私はこの言葉のように使っています。
せっかく購入した機材です。
皆さんも使用するときはある程度気をつけて、末長く使ってあげてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
ライフロガーは、正しく使えば非常に役に立つものばかりです。
ちなみに、バイブレーション目覚まし機能もありますので、例えば朝活のために設置したアラームで、お子さんが起きないように配慮してあげることもできると思います。
音に慣れている方にとっては、ちょっと、目覚めるためのコツがいるかもしれませんが、十分に挑戦する価値はあるのではないでしょうか。
今後もそういった、有用な情報を皆さんにお届けできるように努めて行きます。
それではまた、コトニはいつでも皆さんを応援しています。