雑記

あなたにも始める時がきっと来る!
辛いとき自分を支えてくれる書籍10選

私が読書の大切さに気づいたのは今から約4年前

大学院の修士課程を修了したときに、恩師からもらった言葉がきっかけだった

「これまでよくがんばりました。ですが、あなたの論文には、文と触れた感じがしない。これからはたくさんの活字に触れ、より一層人に伝える努力をしなさい」

これは心に刺さった

何も言い返す言葉が見当たらなかった(もっとも、大切な恩師に言い返すことなどは決してしないが)

それ以来、特に辛いこともなかったのだが、少しずつ本を読むことにした

最初はHow Toもの

そのあと徐々に小説を読むようになった

論文ばかり読んでいた私にとって、本を読むことがこんなにも多くの学びを与えてくれるとは知らなかった!

辛いとき、だれにも頼れないような状況に遭遇したとき、人間関係に悩んだとき、、、

自分の価値観を再認識させてくれたのは、論文では無く小さな書籍たちであった

今回は、そんな私を支えてくれている大切な本達を紹介します!

ノンジャンルで紹介しますので、気軽に読んでもらえたら幸いです

1.相手の心を理解するために、自分が何をしなければならないのか

年齢に関わらず、生活していく上で切っては切り離せない人間関係に悩む人は少なくない

「あの人なんでいつも○○なんだろう」と思うと、一緒にいるのも嫌になることはないだろうか、いつもより多めのエネルギーを使って、話が終わると疲れてしまうことはないだろうか

これから紹介する書籍は、相手を理解するために自分がもつべき知識と、相手からの刺激に対して自分がどのような気持ちで接すると良いのかについて、考えさせてくれた本達である

異性を理解すること

はじめは「お互い似てるっ!」と思っても、長く一緒にいて少しずつ相手の気持ちがわかってくると、その印象が違って見えてくるものもあると思う

紹介書籍 その1

ベスト・パートナーになるために
ー ジョン・グレイ ー

私は特に異性との付き合いが苦手なわけではないが、とっかかりとして話題作りにでも読んでみようと思ったのがきっかけだ

恋愛のテクニックを解いているわけではなく、男女の違いについて心理的に分析をした著者の考えが網羅されている

1回目に読んだときは異性いかに理解するかについて

2回目に読んだ時は同性をいかに理解するかについて

そうすると、3回目は自分を客観的に見ることについて書いてくれているように感じたら面白いなと思ったりもする

時間があればまた読もう!

人の心を理解するために、自分の心をどこに置くか

良好なコミュニケーションを取るには、自分と相手を客観的に捉える必要がある

紹介書籍 その2

EQ こころの知能指数
ー ダニエル・ゴールマン ー

心理学者である著者が、自身から湧き上がる衝動を制御し、不安を取り除き、相手に対して共感的に接するために必要な自分の心の置き方というものを教えてくれた

無理に戦うな!そのためには、、、

手に取ったときは「随分と攻撃的なタイトルだな」と思ったが、、、

紹介書籍 その3

頭に来てもアホとは戦うな!
人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

ー 田村耕太郎 ー

内容は筆者が会社、大学院、政界にいた頃の失敗談や教訓から、自分に敵対する相手に対してどのようなマインドでいるべきかについて筆者なりの言葉で書かれている

2.相手の心を理解したら、自分が社会の中で起こすべき行動は何か

相手の心について理解し、自分が刺激に対してどのように考えるのかについてある程度の知識を蓄積することができたし、勉強した感じがしてとても達成感があった

しかし、結局それをどうやって社会で実践すれば良いのかに結びつかず、本を読見始めると気が楽になったが、本を読むのをやめて社会に目を向けると結局心のだるさが再びやってくる日が続いた

これまで学んだことを活かすためには、書籍からのインプットだけではなく自分の内面の問題を見つけ出し、うまく活用し、行動するというアウトプットが必要だったのだ

これらの書籍は、そのテクニックを筆者なりの言葉で教えてくれた

失敗を次に活かすために、まずやったら良いこと

失敗を思い返して分析するのって、とってもしんどい、、、

紹介書籍 その4

ミスしても評価が高い人は、何をしているのか?
― 飯野 謙次 ―

失敗から学び、次に生かすことが大切であることは、誰でも知っていることだと思う

しかし、私のようないっぱいいっぱいになりやすい者にとっては、先ほど犯した失敗を振り返り、考えること自体のハードルがとても高かった

なぜなら、トラウマとも言える辛い経験をもう一度思い出さなければならないからだ

本書は、失敗に対する反省の要点のようなものを考える方法について教えてくれたように思う

行動すると、自信もついてくる

仕事ができないと上司に言われ、年下の同僚からも上司にそんなふうに思われて可哀想なやつと後ろ指を指され、自分が本当に情けないと思っていた頃に読んだ一冊

紹介書籍 その5

自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる
マインドフルネスと心理療法ACTで人生が変わる

ー ラス・ハリス ー

不安や恐怖、なんとも言えないざわつき感というのは人にとって正常な反応であることであり、それを無理になんとかしようとしなくてよいことや、その感情に対してどのように振る舞い、心を支えていくべきなのかを、トレーニングなどから教えてくれた

3.お金について学ぶということは、人の心を学ぶことに近いのか

偶然とはいえ、自分がお金の勉強を始めることになるとは、、、
少し気になっていた分野ではあるけども

紹介書籍 その6

金持ち父さん 貧乏父さん
アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

ー ロバート・キヨサキ ー

当初、ロバートキヨサキ(最近はロバキヨと呼ばれているようだ)の「金持ち父さん 貧乏父さん」は、特にお金に興味があって読んだわけではなかった

ところが「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだあと、私は専門職に関する知識以外はあまりよく知らないということに気づかされた

お金について書いてあるが、私には、賢く生きるには人の心を理解しなさい、と言われたような気がした

どうやら、お金について学ぶことは、同時に人の心(あるいは心理)について学ぶことにもつながるかもしれないと思ったのだ

このように、自分の心を成長させるためには、これまで学んでこなかったことも幅広く学ぶことが必要だということが見えてきて、元気が出てきた

4.せっかくだから、もう少しだけお金について学んでみるか

人の心を理解するために本を読んできたら、意外なところに向かっているなと少し驚きながらも、せっかくここまで進んできたのだからと気になる本を読み進めていくことにした

私は漫画を読むのが好きだ


この本は漫画になっているし読みやすいかな、と思い読んでみた

紹介書籍 その7

誰も教えてくれないお金の話
ー うだひろえ ー

家計をやりくりする方法について書いてあるのかと思ったら、不動産に関する考え方などについて、分かりやすく紹介されていた

まず少し、お金に対する難解な印象が軽減された気がした
生活を守るって、大切なんだな、と感じた

自分の価値観って何だろう

生活において貯金や節制は必要だが、医師のような高収入と言われる方はお金に対してどのような価値観を持っているのだろうか

今の仕事を辞めて医学部受験に挑戦した場合、当時仕事や時間をどのくらい費やして努力する必要があるのか?
また、それだけの価値がある挑戦なのかが気になった

紹介書籍 その8

お金がなくても私立大学医学部に入る方法
ー 大﨑 俊卓 ー

著者は、薬剤師から医師の道を志し、それを実現させた方である

膨大な時間とエネルギーを使いながら目標を達成された著者はとても素晴らしいと思った

その一方で、時間をお金に変えるということは強い志と、安定したメンタルが必要だと考えさせれられた

そういう意味では、先ほどまで述べた心を安定させる術は、今後新しい挑戦を最後までやり切るのにはとても必要なマインドだと感じた

勝負にだって、心の安定が必要だった

デイトレードは、一度に何億というお金が増えたり減ったりする、とても恐ろしい世界だと思っていた

紹介書籍 その9

デイトレード
ー オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ ー

デイトレードは、一度に何億というお金が増えたり減ったりする、とても恐ろしい世界だと思っていた

同時に、ギャンブルのような印象もあり、そう言ったことに対して学ぶことには抵抗があったのだが、本書は勝ったり負けたりという世界のなかでしのぎを削るために、売り買いの数字の裏にある人間の感情とそれを読み取るトレーダーの心のあり方について著者の観点から述べられていた

どんなに優れたトレーダーでも、負けないことは無いことや、感情の起伏に捕われず己のルールに従い淡々と責務をこなすための心のあり方について述べているように感じた

4.ちょっと小休止 ←いまここ

読書によって、ここまで自分の心のあり方と、振る舞いについて学ぶことができた

同時に、時間はかかったものの実戦することができることもあった

一方で、自分の内面について強く考えすぎたのか、今の自分を受け入れられなくなっては困るなとも思いはじめていた

紹介書籍 その10

サクリファイス
ー 近藤史恵 ー

ここに来てようやく小説を読み始めた

読んで嬉しかったのは、主人公に対して「分かるなー、この気持ち」と思えたことだ

さらに、文を読むことで現場の風景や選手の立場が臨場感あふれる自転車ロードレースの世界を引き立て、サスペンス要素がより一層読者を非日常の世界へと引き込んでいく

ネタバレになるので多くは描かないが、私の気持ちをここまで反映してくれるのかと

著者が作り出した架空の人物のはずだが、その人物に共感できる日が来るとは思わなかった

小説もいいな、と思わせてくれた一冊であった

まとめ

人間関係に悩んだ自分が、読書を通じて相手を理解しようとするきっかけができた

相手の心を理解したら、自分が社会の中で起こすべき行動は何かについて考えることができた

ふとしたきっかけから、これまで学んでこなかったような分野に目を向けることができた

いろいろな知識を得ることができたが、一方で同時に自分を変えようと必死になりすぎてしまった

適度にテイストを変えながら、いろいろな本を読むのが良い!

複数の本を自分の心の変化に合わせて読んでいくことで、自分の考えを整理したり、これまで否定してきた考えを改めることができるかもしれない

実際、これまで読んだ本は分野が違えど、人の心を理解するためには自分の内面に目を向けて、かつ相手と自分を第三者視点から眺め、双方の視点から分析することで、不安や衝動そして怒りなどをコントロールすることができるという可能性を示唆してくれたと感じる

気がつけば、自分も心の平静を取り戻し、自信がついてきたと思う!

1つ1つの本をレビューすることも良いが、これらの本を関連付けて、どのような学びを得られるかを考えるのもとても楽しいものです

皆さんもぜひやってみてください

それではまたっ!

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